Webディレクターは「まずやってみる」意識が重要。【週報】
6/28(月)Webディレクターは「まずやってみる」意識が重要。
この日はディレクター個別の面談日。先週の引き続き。
一人30分程度で3名ほど。
こちらが一方的に話すのではなく、メンバーから話をしてもらう。
この日は直接的に案件で関わることが少ないメンバーだったので、結構状況報告的なものに終始。
とはえい、一応、勉強しているか?どんな勉強をしているかは聞くようにしている。
個人の時間の中で本くらいは読んでいる人もいるが勉強や自分を高めるための動きが出来ているとは言い難い。
Webディレクターにとって一番の勉強ってやっぱり「やってみる」ってことなんじゃないかと思っている。
- 計画立ててみる
- 設計してみる
- 自分でサイト作ってみる
- 自分で設定してみる
ちょっと話はそれるが、そのために会社としてどこまで指示を出しサポートするか・・・・一応やり方としての正解に近いものは提示していきたいとは思う。
リーダーになる人が正解を定義するのも大事だけど、それをどう全員が共通認識として持てる場所に置いておけるかも重要ですね。
リーダー的な人がさっさとコーポレートサイトとかに出してしまって、そこからスタートするのもありだし、会社のコアメンバーでじっくり検討してから固めていくのもあり。(このあたりは会社規模や組織構成とかで色々やり方ありそう)
個人的には前者の「リーダーがさっさと決めてしまって公開してしまう」方がスピード感的に好み。間違ってたり反対意見があれば変えたらいい、という考え方。
6/29(火)その画像わざわざ別で買う必要ある??
いつもの某システム会社のサイトリニューアルに関する定例ミーティングなど。
画像パーツのことを先週書いたけど、画像パーツって新規の描き起こしもあれば、ストックフォトのサービスを使ったり、提供されたものを使ったり色々。
その中で、ストックフォトのサービスを使う場合、会社で契約しているAdobe Stockのものなら自由に選定して使えるので便利。ただ、なぜか、ディレクターからピクスタの画像を使いたい、という申し出があり、「え?なんで?」と。
もちろん、Adobe Stockのピクスタの画像を使うことで、より伝えたいメッセージを伝えやすいとか、その画像である必然性があるならいいんですよ。別に。
画像素材の購入費用も見積書の中には含めてるし。
ただ、ちゃんと、Adobe Stockで写真探ししたのかというとそうでもないし、その購入依頼された写真の用途もただのイメージ写真、、、。だったら、正直似たような写真はAdobe Stockにいくらでもあるのだからそっちから選べよ、と。
たかだが5,000円程度のものなのでケチくさいかもですけど、ディレクターにもコスト意識はもっと持ってもらいたいなって思うのです。
繰り返しますが、その画像である必然性があるならまったくもって購入OK。
6/30(水)サイト更新もリスティング広告もビジネス貢献してなんぼ。
リスティング広告運用のサポートと定額でのサイト更新をさせていただいているクライアントがいるのだけど、そのクライアントとのやりとりは基本Backlogでディレクターが対応している。ただ、あまり自分が直接担当者と話をする機会が取れていないということもあり、定例ミーティングの打診をすることに。もちろんミーティング準備やそれ用のアクセスログ分析などをしていると時間とコストばかりかかってしまうのであくまでバランスを見て。
やろうと思っているのは
- 定額更新の毎月の対応内容報告
- リスティング広告の設定内容報告
- リスティング広告の広告予算設定確認
- 今後のサイト更新の見通しヒアリング
- Webサイト制作に関するニュース、トレンドに関する意見交換
- 進行中のサイト更新に関する状況報告
など。Backlogだけのやりとりになると、どうしても作業的になってしまい本質的なビジネス貢献への意識が希薄になってしまうことがある。あと、お得意様ではあるので、コネクション強化という意味も。話を聞く場を作る、というのはそれなりに重要かな、と。
7/1(木)概算見積はスピード重視。だけど、ポイントは押さえる。
予算があまり取れなそうな法律事務所Webサイトリニューアルに関する事前戦略検討ミーティング。
提案書という大仰なものではなく、コンテンツマップと指針を示した提案資料を作る。
それくらいのものなら、それなりの質のものを半日くらいでサクッと作れないと割りに合わない。現状調査1時間、競合調査1時間、コンテンツマップ整理1時間、指針整理1時間。これくらい。
一旦その時間でアウトプットを作るんだって決めて動けばそれなりのものは出来るはず。
ディレクターに掛かる時間を尋ねると、簡単に「今週中には・・・」とか言ってくるけど、その作業にどういう時間配分で動けるのか突っ込んで確認し、「この時間配分でやってみて」ってことまで伝えてみようと思っている。
出来なくてもいいので。
まずは時間意識をもってその時間の中でどこまでのものが出来たかは、十分その人のスキルを測る物差しになり得る。
7/2(金)導線改修、既存ユーザーへの配慮具合が難しい。
某サービスの予約導線改善のオリエン。一旦クライアント側からの要望資料をいただいたのでそれを元にヒアリング。現サイトのコンテンツの多さ、複雑さを解消していきたいと思われているご様子。
大幅に何かを変えると、コンバージョン導線のボタンのクリック率が下がるのではないか、といった懸念もお持ちで、どこまで変えるかの塩梅が難しい。
一旦はフェーズに分けて徐々に変更する。
大きい問題になりそうな部分から手をつけていく。
まずは施策の整理と見積。
既存のサービス利用者が多いものの場合、ちょっと導線を変えると、その導線変更がより使いやすくなる改修だったとしても、既存ユーザーが迷ってしまう懸念がある。そこのケアをしつつ、、というのが重要。個人的には思いっきり変えたいんだが。