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ボイスメディアstand.fmの特長とやってみた感想7つ。

2020年09月22日 2021年08月22日

音声メディアstand.fmを始めました。

stand.fm

ちょっと最近新しいものにはとりあえず乗っかってみようと思っています。
タピオカとかも嫁さんから一口もらう程度で、ちゃんと飲んだことがないのですが、そういう食わず嫌いも徐々に無くしていきたいと思っている今日この頃です。それはどうでもいいか・・・。

配信方法は簡単5ステップ。

stand.fmが何かというと、自由に音声を配信できるプラットフォームです。

配信方法は簡単で、アカウントを作った後に、スマホアプリで「収録」ボタンを押すだけです。特に配信を行うための審査のようなものもありません。
※ライブ配信もできますが、ここでは「収録」の場合のみを書きます。

  1. 「収録」ボタンを押す。
  2. 自由に話す。
  3. 収録内容を簡易編集。
  4. 配信内容に「タイトル」「カテゴリ」「放送の説明」「カバー写真」「タグ」を付ける。
  5. 公開。

超簡単。

簡易編集では、不要な部分を切り取ったり、後で声を付け加えたりBGMを加えたりすることができます。
収録が完了したらそのまま公開も出来るし、一旦「下書き保存」しておいてもいいです。すぐ公開しないなら「下書き保存」は必須ですね。

stand.fmをやってみて良かったこと、気になったことなど。

メリット、デメリットというほどのものではないですが、感じたことを何個かピックアップしてみます。

1. 手軽。

誰でもできるこの手軽さは良いですね。

Youtubeのような動画編集や、顔出しといった煩わしさもありません。
朝学校に行く前、出社前の15分もあれば1配信できてしまいます。

手軽に自分の知見や行動、気づき、気晴らし、なんでも良いのですが、配信したいと思っている方には最適のプラットフォームだと思います。

その他有名の音声メディアで Voicyというのがありますが、あちらは承認ステップが入るので、ややハードルが上がります。なので、手軽さで言えば、stand.fmの方が上です。

2. アウトプットの習慣を作りやすい。

手軽にできるがゆえ、習慣化しやすいです。

習慣化するには、配信する時間は決めておいた方がいいですね。
私の場合、火曜、水曜、木曜、土曜の朝の8時、という時間を決めてやっています。
「やれるときにやる」だとうまくいかないと思います。

人間、自分の意思は弱いです。自分を信用しないことが大事です。
あと継続するには、この活動そのものを楽しいと感じられないと厳しいでしょうね。
「だれが聞くか分からない外の世界に向けて発信する。」
そこに抵抗がある人は難しいかもです。

3. 話し上手になれそうだが準備は必要。

  1. 話すことを整理して、きちんと伝える。
  2. インプットしたことをアウトプットすることで記憶に定着させる。
  3. 自分自身のナレッジや経験をストックする。

私の場合、そういう目的でやっています。

とはいえ、ちゃんと話をしようと思ったら、それなりの準備は必要です。

準備とは、何かしらのテーマを決めて、話をすることの設計図を作っておくことです。

その設計図があるかないかで情報の伝わりやすさに雲泥の差が生まれると感じます。
その設計図をみながら、順を追って話をするようにすると支離滅裂な配信にはなりにくいです。
これを継続すると話上手になれそう、、という実感があります。

あと、10分話をしたとしても時間が全然長く感じないですね。
カップラーメンにお湯を入れて待つ3分はすごく長く感じますが、収録している10分はとてつもなく短いです。ちょっと言葉を付け足したり補足をいれたりしていると10分なんてあっという間です。

自分の配信は10分以内を目標にしていますが
「10分で話せるボリュームを掴んでおける」
というのは、大きいメリットじゃないですかね。

今後の人生で「プレゼンテーション」「皆の前で話をすること」それなりにあるはず。そういったときに絶対に違いとして表れると思います。

4. 「アナリティクス機能」で配信内容がどの程度聞かれたかわかる。

stand.fmの機能で、配信放送別の「再生数」「いいね数」「コメント数」が見れます。

集客ができないと、最初は寂しい数字になると思いますが、Youtubeと違い、他の視聴者に「再生数」や「いいね」の数は見えないので「再生数が少なくてなんか恥ずかしい。」って気持ちになりにくいです。

そして、わずかでも「いいね」をもらったり、再生して聞いてもらえたりすると嬉しいものです。

5. 集客が難しい。

集客手段を持たないなら、基本自分の配信の再生数が伸びると思わない方が良いです。

ボイスメディアはテキストではなく音なので、SEOも効かずニッチなターゲットにも気づかれにくい。

「放送の説明」文はGoogle検索で引っかかるのでそこでのSEO効果はあるかもしれませんが、実際に話をするテキストボリュームには及ばないので、あまり期待はできません。(Googleがこの「放送の説明」をどの程度重視するかも未知数)
ある程度自分の影響力をSNSやブログなどで高めた上で、音声メディアに誘引する、といった集客手法が必要になると思います。

stand.fmの中だけのアクションで自分にファンが付くとは思わない方がいいです。フォローするとフォロー返しをしてくれる優しい方も多いですが、それを「ファンになってくれた」と思うのは早計というものでしょうね。地道な継続が大事だと思います。

6. PCでは編集できない。また、スマホでも細かい編集は出来ない。

細かい調整や編集はできません。

タイムラインを指で範囲選択し、不要部分を削除するか、音声を加えたいところで音声を追加挿入するくらいしかできません。
ただ、あくまで手軽さが売りだと思うので、個人的には必要十分と思っています。

7. マネタイズできる。

ライブ配信時に「プレゼント」と言われる「投げ銭機能」を使えます。

今のところそれくらいですが今後プレミアム配信など、配信者のメリットになる機能追加などを運営会社で検討中というニュースも出ています。

音声配信アプリ「stand.fm」、5億円の資金調達を実施し、配信者の収益化を支援するパートナープログラムを開始

私自身、このstand.fmでマネタイズとかは全く考えていないですが、気になるところではありますね。

まとめ

2020年9月22日現在で、まだ4放送しかしていないので偉そうなことは言えないと思ってますが、実際やってみての気づきを書いてみました。

何かについて自分がきちんと理解できるか確認する最も手っ取り早い方法は、それを自分の言葉で他人に説明できるか。ってことだと言われます。

いざ自分がやってみると、その通り自分の理解が甘いことに気づかされます。
せめて発信するなら、それなりの準備をして有益な情報を出していければと思うので、そのあたりはシビアに自分を直視して、取り組みたいと思ってます。

楽しみながら。