ガジェットやアプリの紹介/webディレクター向けのナレッジを発信するブログです。

METAタグのKeywords。SEO効果は無いが使い方次第と思う話。

2021年11月10日 2021年11月10日

たぐ(https://twitter.com/tagtaz74)と申します。東京のWeb制作会社でプロデューサーをしています。

早速ですが、先日次のようなTweetをしました。 HTMLのMETAタグのKeywords設定についてです。

こちらのSEO的価値という点について自分の考えを深堀りしてみたいと思います。

Keywordsを設定することで、検索キーワードとコンテンツの対応をより意識するようになる。

今回お伝えしたい結論としては、

Keywordsをただ設定してもGoogleの評価としては無意味。しかし「このページはこのキーワードでの集客を狙ってます。」という意図の記録として活用する意味はあるのではないか。

ということです。

「集客増を狙う」と言いつつ多くのサイトリニューアルでコンテンツ設計にかける時間が少なすぎる。

私はwebプロデューサーをしており、数多くのwebサイトに携わっています。

そしてリニューアル前のwebサイトを見るにつけ「ユーザーの検索キーワード」と「その検索キーワードの答えとなるコンテンツ」の対応を明確に定義されていないと感じるものでした。

存在する情報をただ流し込み、装飾を今っぽくして、スマホ対応して完了、というwebサイトが多くないか?ってずっと思っています。

Googleさんも、たとえばコアウェブバイタルだとか、E-A-Tだとか、恒久的リダイレクトによりコンテンツ資産の継承だとかいろんなSEOに関するアナウンスをされています。

しかしGoogleさんは「ユーザーの課題解決につながるコンテンツがあるか。」というところは重要で、そこを評価します、と言っているはずです。

ユーザーの課題が検索キーワードに現れるとすると、それに対応するコンテンツがあるか、そのコンテンツで十分ユーザーの疑問や課題を解決できるか、という検証や整理はあってしかるべきです。

しかし現実的にその整理や設計をしているサイトは現実的には稀だという実感があるのです。

laptop computer on glass-top table

狙うキーワードをコンテンツマップで定義するのも良いが・・・

いずれにせよ、「どのキーワードを狙うのか」「そのキーワードで検索された時、その回答となる情報がwebサイト内に存在するか?十分な回答になっているか?」を戦略フェーズ、設計フェーズで定義することは重要なステップです。

ではその定義はどのように記録をしておくべきでしょうか。

サイトマップ、コンテンツマップと言われるサイトを構成するページ一覧の資料で整理されることが一般的です。

それはそれで良いのですがその資料は、サイトが公開されてしまうと、制作会社のファイルサーバに眠ってしまい、後で見返すことができなくなっていませんでしょうか?

サイトが公開された後も、サイトオーナー側で、狙うキーワードが何で、どこをランディングページとして狙っているのかは参照できる形が望ましいと思います。

そう考えると、定義したドキュメントをサイトオーナーと共有し、定期的に運用フェーズで見直しながら、改善を加えていくことが運用としてはベストです。

ただ実際は、そこまで運用に力を入れられず、サイトオーナー側で運用を完結したいというケースもあるでしょうから、その記録をwebページの中、つまりMETAのKeywordsに設定しておくことは意味があるのでは?と思うわけです。

全ページにキーワード設定する必要はない。

それが1,000ページのwebサイトであったとして、その1,000ページすべてに独自のKeywordsを設定していく必要はありません。

全ページに同じキーワードを設定するなどもってのほか。 意図としてやりたいことは「このページはこのキーワードで集客するよ」という記録なわけですから、ページに設定するKeywordsはページ単位で独自であるべきです。

狙うワード、サイト内で集客に寄与するランディングページは絞られますから、そのページだけに設定してあげれば問題無いと考えます。

サービス名や商品名等、固有の指名検索ワードを設定しても意味はない。

white printer paper on white table

独自の商品名やブランド名をKeywordsに設定することも意味はないです。 それはページのタイトルタグに設定されているでしょうから。

わざわざKeywordsに設定せずとも検索上位に表示されます。

狙うべきは自然検索増です。 ステークホルダーのお悩みが現れる課題を示すワードを設定してあげるべきです。

METAのKeywordsを設計指針の記録として設定してみては?

今回は、HTMLのMETAタグのKeywordsの設定について自分の考えを整理してみました。 大事なことは、繰り返しになりますが、

  • 狙うキーワードを定めること
  • そのキーワードで検索があったときに、自社のサイトにランディングしてもらうことです。

それは意図をもってコンテンツ設計、サイト設計をしないと、集客増にはつながりません。 マーケティング会社やWeb制作会社のディレクターは進行管理に追われ、戦略部分に十分時間を取れないという状況は多いと思います。 そして、設計者それぞれのスキルレベルはまちまちです。 会社として、戦略策定のやり方が設計者個人任せになっており、この人だと成果が出が、この人だと成果がでない、という状況も実は多いのでは。。と思うのです。

今回提示したことは「Keywordsを設定してみません?」という細かい提案のようにも思いますが、組織の中でそれを徹底する、というのはシンプルな変化、意思統一としてわかりやすいとも思うのです。

極論かもですが、それを関わる全サイトでやることを徹底すれば

「弊社は集客施策として明確に狙うキーワードを定め、そのコンテンツ設計を行っています」

ということが一応体裁として言いやすくはなると思うのですよね。

もちろんそのコンテンツ作成、コンテンツ設計の質という部分は別の課題としてはあると思いますが。。

ちょっと言い過ぎかもですが、組織の意識の統一、スキルの底上げにも寄与しないかなー、ということをふんわり思いましたという雑記です!

最後までお読みいただきありがとうございます。