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プレゼンテーションで緊張しないための準備

2020年09月27日 2020年09月27日

プレゼンテーションで緊張しないための準備。

今回は「プレゼンテーションで緊張しない方法」というテーマでお話します。

私は、これまで、webプロデューサー、webディレクターとして数々のプレゼンテーションを実際にやってきました。
20人くらいの聞き手がいる中で、webサイトリニューアルのプランをお話ししたこともあります。

そもそも私はあがり症ですし、人前で話をすることが得意ではありません。
しかし、繰り返しやる中で、「これはやっておいたよかった」「これは意識しておいた方がいいな」ということが何個かあるので紹介しようと思います。
あまりプレゼンの経験がない方、皆の前で話をしないといけないことが発生しそうな方の参考になると幸いです。

ちなみに、先日、オンラインのウェビナーというものに登壇し、IPOをお考えの企業の社長やマネージャー、、確か40名ほどに対して50分くらいお話しをする、という機会をもらいました。
心拍数は上がりましたが、ここで紹介する方法の実践で、スムーズに進め、伝えるべきポイントも伝わったと思っています。

自分を客観視して、伝えるポイントを絞ること。

緊張しないプレゼンテーションをするために、大事なことは、
自分のプレゼンテーションを客観視する。ということです。

具体的なアクションプランとしては4つあります。

  1. 予行練習を録音して、その声を自分で数回聞いておく。
  2. 原稿を作り込み過ぎない。
  3. テーマを絞る。盛り込み過ぎない。
  4. 聞いている人に問いかける意識を持つ。(実際問いかけてもいい)

この4つです。
では順番に説明していきます。

1. 予行練習を録音して、その声を自分で数回聞いておく。

予行練習をする、というのは、普通に言われることですが、それだけだと不十分です。なぜなら、

「それで問題ないのかどうかを、自分自身が客観的に判断できないから」です。

お勧めは、予行練習の「声」をスマホなどで録音し、耳に入れておく、ということです。

自分自身の声を聞くことでその話し方や内容を第三者として受け止めることができるんです。

これをしておくと大きく2つのメリットがあります。

  1. 「最低限自分はこれくらいなら話せる」という下限を知れる。
  2. わかりにくいポイントが明確になる。

1つ目。

「最低限自分はこれくらいなら話せる」という下限を知れる。
どういうことかというと、予行練習をしたときの状態は、「ベストではない」ということです。

ベストではないからこそ、「これより悪くなることはないよなぁ」って割り切りができ、心に落ち着きをもたらします。

※予行練習時に自分なりに「厳しいな」と思って話をしていたとしても、いざ自分の声として耳から入れてみると「意外と聞ける」ということもあると思います。

次に、2つ目。

わかりにくいポイントが明確になる。

というのは文字通りなのですが、自分の声を聞いて「わかりにくいと感じた」のであれば、そのことが重要です。

それを感じたら本番時に「ここは補足を入れた方がいいな」「ここは少し手厚く説明した方がいいな」

という対策を考えておきましょう。
時間もないと思うので、「ここの箇所は丁寧に話そう」くらいの感覚で大丈夫です。

ちなみに、予行練習というと、上司や、プロジェクトに関係ない人に聞いてもらうこともあると思います。

そこで自分が気づいていないポイントのフィードバックを得られて良いのですが、ぶっちゃけ、予行練習って、だいたいプレゼンの直前にやっていると思うのです。とすると、そこで他者の意見を取り入れている時間など無いというのが正直なところだと思います。
他者の意見を取り入れることは賛成なのですが、それをするなら、3日前とか、それなりに時間に余裕を持った状態でやるべきですね。

まとめると、これをすることで、自分を客観視することができ、「ま、こんなもんだよね」という「適度な納得感」を得られるはずです。

その納得感が緊張をほぐしてくれます。

2. 原稿・資料を作り込み過ぎない。

原稿を作り込んでしまうとどうしてもそれを読み上げる作業になってしまいます。

読み上げる言葉というのは「弱い」です。

例えば、国会とかを見てもわかりますよね。
「これ読んでるな」という議員の声、
理解できないですよね?
心に響かないですよね?
あれと一緒です。

大事なことは、間違えずに話すことではありません。
伝えたいメッセージをきちんと相手に届けることです。

3. テーマを絞る。盛り込み過ぎない。

プレゼンをするとなったとき、仮に30分という時間を与えられると、慣れていない人は、その30分を

「埋めなきゃ」

と思ってしまいがちです。

伝えたいポイントが3つ4つあれば、その時間経過はあっという間です。

予行練習をやって気づいたと思うのですが、多分時間は足らなかったはずです。
※私も特に、プレゼン経験が浅いときはだいたいそうでした。

盛り込みすぎると、聞き手側は「この提案何が言いたいんだっけ」とポイントがぼやけてしまいがちです。

なので、次の2つの対策をお勧めします。

  1. PREP法を使う。
  2. 時間があまったらこれを話す、というものを作っておく。

PREP法は有名ですよね。

P(Point):結論
R(Reason):理由
E(Example):具体例
P(Point):結論の繰り返し

です。

結論を最初に伝え、その結論の理由や根拠、具体例をつなげる、最後に改めて結論で締めるやり方です。

あまり多くのことを言わず、ポイントを絞った方が、提案自体が力強くなり、聞き手への訴求も高まると感じます。

「時間があまったらこれを話す、というものを作っておく。」というのは、「絶対言わなくてもいいものだけど、言えたらより提案に厚みを持たせられる」ものを準備しておくということです。

これは、先の「時間を埋めなきゃ」という不安を払拭するために有効です。
最終的には、だいたい時間足りなくて言えずじまいになることがほとんどですが、心の平穏にはつながります。

4. 聞いている人に問いかける意識を持つ。(実際問いかけた方が良い)

最後は「常に聞いている人を、意識する。」ということです。

「聞き手を意識すると逆に緊張してしまうよ。」という人はいるかもしれませんが、私の意見は逆です。

確かに「一方的にこちらから話す場」と思うと緊張すると思います。

しかし、プレゼンテーションの場では、

「理解していただけてますか?」→「なるほどわかります。」

といった「暗黙の会話」は行われているはずなんです。

そういう「暗黙の会話」が出来ていると、場の空気が柔らかくなります。
なんならそういう問いかけもバンバンしたほうが良いと思います。

「私の声届いてますか?」
「ここまで良いでしょうか?」
「ここ大事なポイントですけどよいですか?」
とか。

プレゼンとはいえ、ディスカッションのきっかけを与えてるくらいの気持ちで話すと伝わりかたも違いますし、対話している感が生まれます。

そうすると、「一方的にこちらが頑張って話をしなきゃ」という状況ではなくなり、結果的には「緊張感を生む空気そのものが変わる」ということが起こります。ホントに。

即効性が仮になくても、改善すべきポイントが見えることが大事。

今回は「プレゼンテーションで緊張しないための準備」というテーマで話をしましたがいかがだったでしょうか。

全部を意識して取り組むことは難しいと思うかもしれませんが、

「テーマを絞る。盛り込み過ぎない。」「原稿・資料を作り込み過ぎない。」

ということはできると思うんです。やるだけですから。

「予行練習を録音して、その声を自分で数回聞いておく。」

というのは、やってみたら、

「どうしたらいいかわからないレベル」で改善点だらけ。
修正している時間なんて無いよ。ということもあるかもしれません。

でもいいじゃないですか。改善しようと取り組んで、それを気づけたことが大事だと思うんです。

気づけたということは自分を客観視できているということです。

いきなり100点はとれません。

私だって昔にくらべれば改善したとはいえ、相変わらず滑舌は悪いし、表情は堅いし、緊張もゼロにはなりません。

意識的に取り組むと、絶対に結果は変わってくると思います。