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モーニングページを継続して1ヶ月。モチベーションと生産性向上につながるオススメの習慣。

2020年06月18日 2020年08月25日

モーニングページとは?

まずモーニングページとは何か?
これは、作家・ディレクターのJuliaCameron(ジュリア・キャメロン)さんが、著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原題:TheArtistWay)の中で提案している創造性を高める習慣として紹介されているもの。
ルールとしては、ノート3ページに、何でもよいので、思っていること、考えていること、記録しておきたいことなどをとにかく書いて「埋める」ということを継続することらしい。

書き方は自由。自分なりのルールを決めて取り組む。

自分はこの書籍を読んだことはないのだが、ブロガー、YouTuberでお勧めしている方が多く、最近のコロナの影響で在宅勤務が続く中、会社での業務開始までの朝の時間を有効活用しようと思い、深く考えずに取り組んでみた。
紙に3ページというのはなかなかのボリュームであり、それを毎日するのは骨の折れる作業。
まず、自分の場合、iPadのGoodNotes5というアプリを使い、Apple Pencilで、横レイアウトのノートに、縦に一本線を引き、左右2ページ、という状態にして続けることにした。

取り組んで1ヶ月。実際に書いていることは何か?

内容は自由ということなので、そこは細かいルールは決めていないが、ただ、だいたい

  1. 昨日の振り返り
  2. 今日やること
  3. 今気になっていること
  4. 今後取り組みたいこと
  5. ニュースなどの気づき

といったもので構成されることが多くなっている気がする。

続けるうち、自然と自分なりのルールもできてきた。

  1. 今日やるべきことに赤の下線を引く
  2. 気になっていること、いつか解決すべきことに青の下線を引く
  3. 気づきやネタになりそうなことに黄色いマーカーを引く

これくらい。

自分が書いているモーニングページのイメージ

感じているメリット。

やるべきことが明確化される。

Todoリストでやるのとはまた別のレベルで自分への約束ごととして刻まれ、翌日の朝に次のページを書くときに、それを振り返らざるを得なくなる。
「昨日あのように書いたけどできなかった。」
というのは意外と悔しく、後めたさが残るもの。
「今日これをやる!と」明確な記録を残すことは、自らに対して約束ごとを作ること。
言い訳しづらくなる状況を作ることでモチベーションを高め、集中力も高まる。
そして「まずアクションを起こす」ということに繁がりやすくなる、というのは大きな発見だった。

手書きすることで忘れていた漢字を思い出す。

キーボードではなく、「手書きする」ということそのものがよい経験になっている。
通常PCだと文字を勝手に漢字に変換してくれるが手書きだとそうは行かない。
分からない漢字が出てきたらひらがなに逃げるのではく、その場で調べてなるべく漢字で書くようにしている。
文字を書くということの行為そのものが頭を使う訓練になっていると感じている。

素速いアウトプットの訓練になっている。

特に推稿を重ねる訳でもなく、頭に出てきた言葉をそのままつらつらと書き連ねる。
そこのスビートが上がることで全体を通して見たときも、そこまで破綻することなく意外と読める文章になっているものだと感じるようになった。
ブログのような文章を書く自分にとっては特に良い習慣。
こうやって書き殴っているうちに、その中の何かが新たな記事のネタにもなったりもする。

まとめ

書いている文字数としては、およそ1,000文字程度。
時間にすると平均15分くらいと思う。あっという間ではあるが、今後、在宅勤務が終わり、普通に会社に朝出社となってもこれ蔵の時間なら捻出できそうなので続けたいと思っている。
そういうわけで、何となく始めたモーニングページ。自分としてはオススメできる習慣だと思っている。
特にメリットを感じているのは、休日の時間の使い方が変わったこと。
休みの日は、ついつい時間を怠惰に消費しがち。それを朝これをやることで、時間の浪費が明らかに減った。ただiPadでYoutubeを見る時間、ただ、TVで将棋番組を見る時間・・・などなど。
やるべきことを明確化し、そのためのアクションを起こしやすくなる、という点で大きいメリットがあると思います。