個人事業主でも作っておいて損はない「事業計画書」。作成必須?
たぐ(https://twitter.com/tagtaz74) と申します。
東京のWeb制作会社でプロデューサーをしています。
次の働き方をイメージしておくことは大事。そんな時代?
私は今、会社に属しています。 そのうち退職や転職ということも考える時期が来ると思います。
それは、
- 別にやりたいことができた
- 今の会社が嫌になった
- 年齢や環境の変化で今までの働き方が難しくなった
理由は色々考えられると思いますが、誰しもそういう可能性を持っています。
今すぐどう、ということではないですが、違う働き方に備えておく、ということは今の不安定な時代において重要です。
転職か起業か。自身の年齢問題との狭間で迷う。まずは最低限の知識だけでも。
多くの人は「転職」という選択をすると思います。
新卒で入社した会社に定年まで勤め上げるということが時代遅れの考え方になっている現在、それはごく自然なことです。
ただ、自分の場合、それなりの年齢になり、別の働き方を考えるとなった場合、個人事業主、もしくは会社を作る等の起業ということも選択肢に入ってきます。
昔ならそんな事考えにくかったと思うのですが、今は、会社を作ることや個人事業主としてのハードルも以前に比べてかなり下がっていますからね。
ただ、そうするとしても、今の自分には圧倒的に知識が不足しています。
もちろん、知識でがんじがらめになって身動き取れなくなる、というのが一番まずい状況とは思いますが、必要最低限の知識を身につけておきたいと思うようになりました。
その学習の記録をこのブログでまとめておこうと思っています。
内容に網羅性はありません。
書籍やネットの情報などを通し、これは覚えておいた方がよさそうだ、ということを自分なりにアレンジして記録をしておこうと思っています。
法人?個人事業主?
まず、働き方ですが、自分の場合、カフェや物販等はハードルが高すぎます。 web制作会社で働いた経験を活かすのが手っ取り早い。
そう考えるとまずは、大きなお金をかけることなく、個人事業主としてスタートする方が現実的かなと。
個人事業主として軌道に乗り
「人を増やした方がさらなる売上げアップにつながる。」
といった目処が立ち次第、会社組織にする、という方がリスクは少なそうです。
自分にはそこまで大きな人脈もないですし、仮に今の会社を退職したとしてもそこから仕事を貰える保証もないので個人事業主というところにフォーカスしてやるべきこと等の最低限知識をまとめていこうと思います。
個人事業主でも「事業計画書」は必要?
事業計画書は「事業計画書とは、事業内容や企業の戦略・収益見込みなどを説明するための書類であり、事業の立ち上げや継続に必要な資金を調達する際に必要」なもののようです。
個人事業主としてスタートするなら、どういう業務内容で、どのように利益を作っていくのか、そういう計画を作っておいたほうが良さそうです。 この事業計画書は、特に提出義務のようなものはないようです。
法人化する場合においては、
- 融資
- 助成金
等の資金を調達する際において提出を求められるもののようです。 法的にマストなものではないようですね。
ただ、法人、個人としてどのように事業として成り立たせるのか、の計画はしておくに越したことはありません。
事業計画書には何を記載する?
作成がマストなものではないので、何をその中に記載するかについても特別な決まりごとはないようです。主に以下の様なものを整理しておくと良さそうです。
- 創業の動機
- 経営者の略歴等
- 取り扱い商品・サービス
- 取引先・取引関係等
- 従業員
- 借入の状況
- 必要な資金と調達方法
- 事業の見通し
- 売上や利益の計画
ちなみに、こちらは日本制作金融公庫の「創業計画書」をひな型に記載の項目になります。
https://www.jfc.go.jp/n/service/dl_kokumin.html
これにプラスして、
- サービスの独自性
- 事業コンセプト
を定義しておくと良さそうです。 事業コンセプトは、
- 誰に
- 何を
- どのように
提供するのかといったことですね。 こういうことを定義しておけば、困ったときに立ち戻れる場所になりそうです。