Calzyの使い方。計算履歴が見える美しいiPhone、iPad用計算機アプリ

2021年01月24日 2021年08月22日

たぐと申します。
東京のweb制作会社でプロデューサーをしています。

今回はCalzyという計算機アプリを紹介します。

私はiPadを電卓としても使います。
それなりに細かい計算をすることがあったりするので。。
多いのは、見積の計算確認とかですね。

ただ、こういうとき、物理的な電卓って苦手なんですよね。
正しく入力したかどうか自信がないというか。。
（そのため同じ計算を2回やってみるとか・・・）

そういうとき、このCalzyって計算機アプリはとても役立ちます。

なぜなら、このアプリだと計算の履歴が画面上に残るんですよね。
あと計算結果の数値を一時保存しておいてあとで使い回すみたいなことができます。

iPadには標準の電卓アプリがインストールされていない。

iPhoneやMacには標準で「計算機」という電卓アプリがインストールされているのですが、なぜかiPadには計算機アプリがありません。
なので、別途App Storeで探してからインストールすることになるのですが、これといった良いものがありません。

など。
ただ、唯一Calzyという計算機アプリだけはその不満を解消してくれました。

という点で優れていると思います。

Calzyなら電卓の余計な文法を覚えなくて良いです。
この点について少し詳しく解説します。

通常、電卓には
mc、m+、m-、mr
こういうボタンがありますけど、意味不明じゃないですか？
いつ押せば何がどうなるのか、スッと頭に入ってきません。
俺がアホなだけならごめんなさい。

何をみたらあれの意味が書いてあるんでしょうか？
マニュアルなんてとうの昔に捨ててます。（自業自得）

一応意味としては、下記のようなものらしいです。

M+（メモリープラス）
メモリーに数値をプラスします。

M-（メモリーマイナス）
メモリーから数値をマイナスします。

MC（メモリークリア）
メモリーに記憶されている内容を削除します。

MR（メモリーリコール）
メモリーに記憶されている内容を呼び出します。

何となく意味はわかるのですが、一番問題なのは、実行した計算式の履歴が見れないので、どこかで打ち間違いをしたんじゃないか、という不安を常に抱えてしまうことです。

電卓のメモリーに保存する、という機能は、要は算数でいうところの

(10 + 63 – 24)x3

みたいな計算をしたいときに、

(10 + 63 – 24)

この部分を一時的に保存しておきたい、そういうときに使うものだと思うのです。
だったら、このカッコをそのまま使いましょう、ということがCalzyならできます。

電卓にはこのカッコが無いのがそもそもの問題ですね。きっと。

あと、数式や計算結果をあとで使い回すためのメモリー機能もあります。

計算をして「=」をタップすると、計算の履歴が、逐次リストアップされていきます。

その数値を使いまわしたければ、その履歴をタップして「結果を使用」もしくは「式を使用」という部分をタップすれば解決です。
履歴から呼び出すことも可能ですし、意識的に計算式をブックマークに記録することも可能です。

デフォルトだと、ブラックの地色に、明るいグリーンの文字で表示されています。

画面下の設定ボタンを押して「テーマ」を選択すると、

を選択できます。
ダークモードを選択したときには「Extra Dark」もしくは「Midnight green Tint」という表示パターンを選択できます。

この計算機アプリCalzyはユニバーサルアプリです。
400円で購入すれば、iPhone、iPad、そしてApple Watchで使えます。（Mac版はありませんが、おそらくM1チップ搭載のMacならインストールしてつかえます。）

ちなみにApple WatchのCalzyアプリはこんな感じ。
必要最低限のシンプルな計算アプリになっています。

今回は、Calzyという計算機アプリを紹介しました。
ちなみにこのCalzyというアプリ、優れたアプリに送られる
Apple Design Award2018で受賞をしています。
Appleのお墨付きをもらっているアプリと言えると思いますので安心してお使いいただけると思います。